創心義塾／お子様をダメにする一言

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友達に教える

人は「生まれもった性格」と「育つ環境」に大きな影響を受けます。

お子様は、親御様の習慣、考え方をマネをしていませんか。

お子様を叱る前に、少し時間をおいてみてはどうでしょうか。

何かに気づくかもしれません。

「勉強しなさい」

→　お子様がこの言葉を聞くと、勉強は、辛いこと、逃げたくなること、つまらないことと思うのではないでしょうか。

　このような先入観をお子様に植え付けてしまっているのかもしれません。勉強は楽しいものだと思わせるためにも、小さいことでも「褒める」ことが大事だと思います。

「学校の先生の教え方はダメね」

→　お子様がこの一言を聞き続けると、悪い状況になれば、「人のせい」、「周りのせい」にしていまい、自己責任をとらない人に育つかもしれません。

　このような考え方が身体にしみ込んでしまえば、いくら環境を変えても、結果のでない状況が続くのではないでしょうか。なぜなら、原因が自分の中にもあるからです。

「あなたはいつも元気がないね」

→　おそらく、親御様の前だから元気がないのかもしれません。

　お子様には、必ず、元気な時があるはずです。何かを始めるには、エネルギーが必要です。「あなたには、エネルギーがないのね」と言われると、何もしたくなくなるのは私だけでしょうか。

「あなたは、この程度の問題がなぜできないの？」

→　子供は、自分を守るための言い訳を一生懸命に考えるでしょう。

　このような場合、できなかった理由をお母さんが一緒になって考えてあげるとよいと思います。そして、その原因を責めないこと。どうすれば、その原因を解決できるのかを一緒に考えてあげてください。

「勉強のやる気を出しなさい」

→　親御様は家族を守るためにお金を稼がなくてはなりません。そのために、仕事に対するやる気があるのだと思います。

　しかし、お子様には、守るものも無ければ、ご褒美もそれほどありません。そのような環境で、やる気を出せ、という方が無理なことではないでしょうか？　お子様のやる気を出させるためには、達成感、充実感、安心感、責任感、優越感、自尊心に刺激を与え、高評価、承認、報酬、褒めることが大切です。

「もっと頑張りなさい」

→　親御様から見れば、頑張っていないように見えても、お子様からすれば、結構頑張っていることもあります。この時、「もっと頑張りなさい」と言われると、お子様は、「お母さんは、分かってない」と思うことでしょう。

　反対に、「頑張ってるね」と声をかけるだけで、お子様は嬉しくなって、もっと頑張るのではないでしょうか？

「えっ、そんな約束してたかしら？」

→　お子様は約束を手に入れたいから頑張っていたのに・・・・。信頼関係をダメにする一言です。　

　このような状況が続くと、お子様が約束を守らない人に育つかもしれません。大事な約束事は、紙に書いてよく目にする壁などに貼ってみればどうでしょうか。